top of page

【 bosatsuマインドフルネス 】

禅的安楽状態を深める芯のマインドフルネス

ー仏法・禅由来の誓願・慈悲・智慧を根本とし本質の安らぎと幸せを得るー 

ー待ち・信じ・寄り添い・見守る営みによる無我のマインドフルネス ー

 

付:「bosatsuマインドフルネス」の健康理論・実践「禅セラピー」について

付:「マインドフルネス瞑想のやり方」と「禅セラピーワーク」の違い

付:世界的思想家 禅僧ティク・ナット・ハンの教えにある「仏教の役割」

bosatsuマインドフルネスとは、

本質の安らぎと幸せで生きるため、

仏法・禅由来の誓願・慈悲・智慧を根本とし、

三学(戒定慧)と三慧(聞思修)を基にした、

待ち・信じ・寄り添い・見守る営みによる無我のマインドフルネス
最先端であり温故知新のマインドフルネス思想及び実践法。
古来仏法や禅の本質より連なり、元来日本人のDNAに根付いている。
既に現在様々な分野にて多く見直され活用され始めている

日本発の世界に通じる新機軸と潮流のマインドフルネスです。

これは一般に流通する実利マインドフルネスと一線を引く、または包括するマインドフルネスですが(*後半部に、実利マインドフルネスとbosatsuマインドフルネス目的・手段・効果の違いが示されています)、決して実利マインドフルネスを否定するものではありません。互いに共存し合いながら、善き個人、チーム、社会となる未来へ向かう原動力となるものと考えております。

そして多くの個人がbosatsuマインドフルネスの観点を発現し、世界と共に生きる者として平和の存在になっていくことを願います。さらに発現した存在の連鎖により、世界の平和に多く寄与する力となっていくことを信じています。

この言葉を創ることになった背景には、実利マインドフルネスが世間に浸透してきたことで、本質の仏法・禅由来、温故知新のマインドフルネスを進める際、同じ観点のものとして扱われ、適切に伝わりづらい状況が起こり始めてきたことに起因します。

その危惧は2014年11月。まだ日本がマインドフルネス元年にもなっていない頃、多くの反響を得た以下の投稿からも汲み取れます。
https://www.facebook.com/ryuei.fujii/posts/698078300288335

新機軸・潮流への願いは私個人のみではなく、仏法や禅を学び、本質のマインドフルネスとして生かし伝えようとしている方達からの声でもありました。そして危惧を共有していたお2人に相談させていただき名称を決定いたしました。

そのお2人とは
○島田啓介 氏
《マインドフルネスの祖、ティク・ナット・ハン著書訳者、執筆家。師の僧団プラムヴィレッジとのつながりも深い。師由来のマインドフルネスを伝えるべく、自宅スペース「ゆとり家」はじめ、多くの場所にて講師をされる。》
○東賢性 氏
《高野山真言宗僧侶。チベット仏教にも造旨が深く、哲学理論だけでなく実践や現実社会に裏付けられた、仏法の本質思想理解と教授に於いては日本一線級である。》
○私、藤井隆英は
《曹洞宗僧侶、整体師。仏教身体研究家。仏法・禅由来のマインドフルネスを研鑽し、禅健康法を構築する。ティク・ナット・ハン師の教えを学ぶ僧侶グループ事務局。》
です。

この3名の連なりにより名称を相談し「bosatsuマインドフルネス」と決定し、
仏法・禅由来の誓願・慈悲・智慧を根本とし、本質の安らぎと幸せを得る無我のマインドフルネス 」

を定義といたします。

ここから世界に向けたマインドフルネスの新機軸・潮流が始まります。
皆様のお力添えにて是非広げていければと願っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

2019.11.9 藤井隆英 拝

​―――――――――――――――――――――
より深い観点理解のため、以下より
①「実利マインドフルネス」
②「bosatsuマインドフルネス」

それぞれの目的・手段・効果を羅列し示していきます。
*観点は傾向であり、各有用なものとして示したものです。決して批判や上下関係としてのものではありません。ご了承下さい。

①「今、ここ」で起こっていることに注意を向けるマインドフルネス

②「今、ここ」の囚われからの離解を洞察し待つマインドフルネス

①俯瞰しフォーカスするマインドフルネス

②没入し洞察するマインドフルネス

①認我・常心・固定を築くマインドフルネス

②無我・無常・調和を導くマインドフルネス

​①知恵、欲、相互依存、社会適合型マインドフルネス

②智慧、戒、相互存在、世界平和型マインドフルネス

​①その場の満足を得るマインドフルネス

②安らぎ幸せベースとなるマインドフルネス

​①穏やかで心地よくなるマインドフルネス

②穏やかで心地よく在るマインドフルネス

① 社会対処を念頭に置き、一時的効果を求めるマインドフルネス

②人生の安らぎや幸せを念頭に置き、効果は結果となるマインドフルネス

①社会にとって有用な存在となることを主な目的とするマインドフルネス。

②世界における安らかで幸せな存在となることを主な観点とするマインドフルネス。

 結果として実利マインドフルネスを超える社会的効果をも期待できるもの。

​①社会性を高め有用として生きる力を得るマインドフルネス

②尊厳性を高め本質として生きる力を得るマインドフルネス

①企業の生産性やチーム力向上に寄与するマインドフルネス
②企業の社会的在り方や心理的安全性に寄与するマインドフルネス

​①現状の改善を図るマインドフルネス
②sdgs(持続可能な開発目標)に生かされるマインドフルネス

①個人救済に特化したマインドフルネス

②社会問題に寄与するマインドフルネス

①個人の利益を目指すマインドフルネス

②世界の平和に向かうマインドフルネス

​①観察力、分析力を高めるマインドフルネス

②洞察力を深めるマインドフルネス

​①マインドフルネスの効果の自覚によりコンパッションへ進むマインドフルネス

②コンパッションへの願いから始まることで深く安らかなマインドフルネスに向かう

①効率優先なマインドフルネス

②平和優先なマインドフルネス

​①向かい・高め・築くマインドフルネス

②待ち・信じ・寄り添うマインドフルネス

​①向上と達成のマインドフルネス

②尊重と尊厳のマインドフルネス

①改善を目的とするマインドフルネス

②結果として改善されるマインドフルネス

​①doing(やり方・成り方)重視のマインドフルネス

②being(在り方)重視のマインドフルネス

​①菩薩(境地・超人)になろうとするマインドフルネス

②菩薩(奇跡・無我)であることを自覚するマインドフルネス

​①自らで調えるマインドフルネス
②自ずと調うマインドフルネス

​①うのみにするマインドフルネス
②問い続けるマインドフルネス

​①固定化に向かうマインドフルネス
②連続性を認め続けるマインドフルネス

​①教えるマインドフルネス
②寄り添うマインドフルネス

​①しばるマインドフルネス
②守るマインドフルネス

​①築くマインドフルネス
②委ねるマインドフルネス

​①高めるマインドフルネス
②深めるマインドフルネス

​①段階的なマインドフルネス
②浸透的なマインドフルネス

​①いまここを観じ定めるマインドフルネス
②いまここの変化を味わうマインドフルネス

​​―――――――――――――――――――――

【誓願】「四弘誓願文(しぐせいがんもん)」

〇「衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど)」

全ての存在に際し、悩み苦しみへの分け隔てない救済への願いを決心し実践しつづけます。

〇「煩悩無尽誓願断(ぼんのうむじんせいがんだん)」

身心を悩み苦しめ汚す精神作用は尽きることがないので、断つことの願いを決心し実行し続けます。

〇「法門無量誓願学(ほうもんむりょうせいがんがく)」

仏法の教えは量り知れないほどあるので、学び続ける願いを決心し実践し続けます。

〇「仏道無上誓願成(ぶつどうむじょうせいがんじょう)」

仏の教えの道は、際限がないからこそ成就する願いを決心し実践し続けます。

 

【慈悲】「四無量心(しむりょうしん)」

〇「無量」:救済心。誓願。命への尊厳と敬虔を根元とした営み。

〇「慈」:慈愛心。与楽。思いやりを基礎とした楽しみや安らかさを積極的に与えること。

〇「悲」:同情心。抜苦。苦しみ悲しみに寄り添い分かち合うこと。

〇「喜」:共感心。受容。相手を深く信じ喜びに共鳴すること。

〇「捨」:無執着心。非差別。平静で偏らない心を基礎とした想いや行動。

 

【智慧】「三慧(さんね)」

〇「聞慧(もんえ)」:仏法の教えを素直に聞き受け止める方法

〇「思慧(しえ)」:自ずから興る感覚や感情、想いや考えを問う方法

〇「修慧(しゅうえ)」:実践を通して仏法を身心に浸透させる方法

 

【無我】「四法印(しほういん)」

〇「諸行無常(しょぎょうむじょう)」:物事は変化や生滅し続ける。

〇「諸法無我(しょほうむが)」:物事には不変的な実在はない。

〇「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」:物事は常に調和と安らぎに向かっている。

〇「一切皆苦(いっさいかいく)」:物事は、皆流れのまま感受され続ける。

 ―――――――――――――――――

「bosatsuマインドフルネス」の健康理論・実践「禅セラピー」について

 

〇「禅セラピー」

禅的安楽状態を導く方法。仏法、禅の思想や作法、坐禅をベースにした、身体・呼吸・心を調える、大変有用な身心堂@zafuオリジナル健康メソッド。ヨガクラスやカウンセリング、グループワークでも使用されています。

https://bosan32000.wixsite.com/sinsindo/about1

〇「禅セラピーワーク」

調いの癒し健康法。禅作法、特に仏教における究極の安楽型である「坐禅」を根本とし、その叡知を日々の健康と禅的境地への進行に生かす「禅のセルフケアワーク」(身体技法・瞑想技法)です。身体に疾患のある方・高齢者・子供でもできるメソッド。

―――――――――――――――――

実利マインドフルネスにおける【マインドフルネス瞑想のやり方】と、

bosatsuマインドフルネスの健康メソッド「禅セラピーワーク」の違い

【マインドフルネス瞑想のやり方】

1.注意を向ける

2.雑念が湧く

3.注意がずれたことに気づく

4.雑念を手放し、注意の対象に意識を戻す

【禅セラピーワーク(調いの癒し法)】

1.《待つ:無我》

身体・呼吸・心、のどれか、もしくは全ての調いを推し進める作法や坐禅を触媒にして湧き上がる感覚・感情・想念・思考を待つ

2.《寄り添う:慈悲》

湧きあがったものを丁寧に取り上げ、調いの心地よさと共に寄り添う

3.《信じる:誓願》

丸ごと認知し、共に在ることを信じる

4.《見守る:智慧》

丁寧に洞察し続け変化をキャッチし妨げないよう見守る

―――――――――――――――――――――

世界的思想家
禅僧ティク・ナット・ハンの教えにある

「仏教の役割」
〇Who I am?
(私は誰なのか)
〇Why I am here?
(私はなぜここにいるのか)
〇What do I want to do with my life?
(この人生で何をしたらよいのか)
これらに道筋をつけるのが仏教である。

https://bosan32000.wixsite.com/sinsindo/blank-8

bottom of page